子どもの好奇心むくむく松島で体験!ワクワク宝探し旅

パパママと
好奇心旺盛な7歳&5歳

みちだてファミリー

せっかく家族で旅行に行くなら、
観光はもちろん、子どもの好奇心を育む
機会にしたいですよね。
子どもが自分からどんどん進んでいくような
わくわく歴史旅へ出発!

1日の流れ

10:00

遊覧船

徒歩

11:00

松島蒲鉾本舗 総本店

徒歩

12:30

瑞巌寺(ずいがんじ)

徒歩

13:30

松島五大堂

徒歩

14:00

みちのく伊達政宗歴史館

モデルコース

仙台市内から車で約40分。
海岸近くの駐車場に停めて出発!

10:00

遊覧船

Sightseeing Boat

松島で体験といえばこれ!
政宗公も愛した景色に大興奮!

遊覧船に乗って、日本三景・松島の多島美を堪能できる定番のアクティビティ。船内は自由席なので、船内を探検するだけでも子どもたちは大喜び!甲板に出れば、間近に追いかけてくるカモメに大興奮!1周50分。飲食の持ち込みもOKなので、ゆったりとした船散歩を楽しんでください。

パパ

政宗公もこの景色を気に入って、船あそびをするために松島を訪れていたんだって!

こあくん

わー政宗も同じ景色を見ていたんだね!

パパ

政宗公もこの景色を気に入って、船あそびをするために松島を訪れていたんだって!

こあくん

わー政宗も同じ景色を見ていたんだね!

桟橋から道を渡ってすぐ!

11:00

松島蒲鉾本舗 総本店

Matsushima Kamaboko Hompo

笹かまぼこの手焼き体験!
おいしそうに焼けるかな??

おみやげにも人気の笹かまぼこは、せっかく現地で味わうならぜひ手焼き体験で!予約なしで気軽に楽しめます。焼きたての味わいは格別!

ことちゃん

いい匂いがしてきたよ!もういいかな?

ママ

まだまだー★ 誰が一番美味しそうに焼けるかな?

ことちゃん

いい匂いがしてきたよ!もういいかな?

ママ

まだまだー★ 誰が一番美味しそうに焼けるかな?

周辺のテイクアウトグルメでお昼ご飯

ここでパパからミッション!
謎のMAPが渡される・・・

MAPには、「総門にある九曜紋(くようもん)を見つけよ!」と書かれていました。松島の観光スポットに隠された伊達家の家紋を探してみよう!

観光客で賑わう参道。
さあ、家紋はどこに・・・?

地図に従って瑞巌寺へ向かいます。松島のなかでも、ひときわ観光客で賑わう通りの先にあった立派な門。これが総門かな?

こあくん

あ!あそこじゃない?屋根のところ!

パパ

正解!あの九曜紋は、政宗公が仲の良かった細川忠興殿に頼んでゆずってもらったんだって。

こあくん

あ!あそこじゃない?屋根のところ!

パパ

正解!あの九曜紋は、政宗公が仲の良かった細川忠興殿に頼んでゆずってもらったんだって。

12:30

瑞巌寺

Zuiganji

段差が少なく、お参りしやすい瑞巌寺
だるまみくじは子どもたちも大喜び

桃山美術を現代に伝える貴重な建築物として国宝に指定されている瑞巌寺。2018年に平成の大修理が完了し、政宗公が創建した当初の姿を拝むことができます。広々とした境内は、子ども連れでも楽々。人気のだるまみくじは、木のだるまさんの中におみくじが入れられてあるのをつまみ出すタイプ。子どもたちも大好きなだるまさんは、記念に持ち帰って。

ママ

この参道は、以前は樹齢100年を超える杉の並木が壮観だったんだけど、東日本大震災の塩害で枯れて伐採したんだって。震災後、新たに植林したそうよ。

ことちゃん

今はまだ子どもの木なんだね。次来るときは大きくなっているかなー

ママ

この参道は、以前は樹齢100年を超える杉の並木が壮観だったんだけど、東日本大震災の塩害で枯れて伐採したんだって。震災後、新たに植林したそうよ。

ことちゃん

今はまだ子どもの木なんだね。次来るときは大きくなっているかなー

次のミッションは、
五大堂にかくされた 動物を探せ!

五大堂に向かって海岸通りを歩いていると、日本三景の石碑を見つけて記念撮影。あ、あの小島に見える建物が五大堂じゃない?赤い透かし橋を渡って、見に行ってみよう。

13:30

松島五大堂

Matsushima Godaido

ことちゃん

あ、あれじゃない?屋根のところ!猪かなーあっちは虎・・・?わかった!みんな十二支の動物たちだね。

ママ

よく見つけたね!十二支の動物たちが、五大堂をお守りしているみたいだね。

ことちゃん

あ、あれじゃない?屋根のところ!猪かなーあっちは虎・・・?わかった!みんな十二支の動物たちだね。

ママ

よく見つけたね!十二支の動物たちが、五大堂をお守りしているみたいだね。

歩いて3分

14:00

みちのく伊達政宗歴史館

Michinoku Date Masamune History Museum

政宗公の生涯をろう人形で再現!
この中にも家紋が・・・?

歴史館の展示の中には、政宗公が身につけている家紋が3つ隠されているらしい。臨場感あふれる展示を、食い入るように見ていく子どもたち。パパママも思わず、解説と見比べながら見入ってしまいます。

こあくん

あ!政宗公の着ている着物に家紋が入っているよ!

パパ

正解!あれは有名な竹にすずめの家紋だね。特に戦のときに用いられて、武家としての伊達家の誇りがこめられているんだよ。

こあくん

あ!政宗公の着ている着物に家紋が入っているよ!

パパ

正解!あれは有名な竹にすずめの家紋だね。特に戦のときに用いられて、武家としての伊達家の誇りがこめられているんだよ。

ミッションコンプリート
ご褒美に伊達かふぇでスイーツ♪

施設内にある「伊達かふぇ」「竹雀庵」は政宗モチーフのスイーツや、食べ歩きにぴったりのワンハンドグルメが揃います。子どもたちはずんだソフト、ママはずんだもち、パパは焼き牡蠣で休憩〜♪

最後にトリックアートで
おもしろ写真を撮りまくる

「伊達かふぇ」の2階にはトリックアート特別展が。旅の締めくくりに、大笑いでおもしろ写真を撮りまくり!

このモデルコースを考えた人

パパママと
好奇心旺盛な7歳&5歳

みちだてファミリー

家紋博士の兄こあくんと、天真爛漫な妹ことちゃん。
そしてお出かけ大好きなアクティブパパママの元気な4人家族。
週末はみんなで県内の観光スポットをめぐるのが定番の過ごし方。
実はパパとママの初デート場所は松島!

5歳のときに天然痘を煩い、右目の視力を失ってしまった梵天丸(ぼんてんまる・幼少期の政宗の呼び名)。名家出身・美貌で有名だった母親は、片眼となってしまった梵天丸を疎み、弟の竺丸(じくまる)を可愛がります。片眼というコンプレックスの上、母の愛情にも恵まれず、辛い幼少期を送った梵天丸。一方、父・輝宗は梵天丸を愛していました。伊達十七代の家督を継ぐ器に育てたかった輝宗は、美濃の名僧・虎哉宗乙(こさい そういつ)を梵天丸の師として招きました。虎哉は、仏教、漢学、文学など学問の手ほどきを行うだけでなく、梵天丸に「武将としての生き方」を示しました。虎哉の教えにより、梵天丸は己の弱さを克服する努力をしていったのです。

徳川の政権が確立すると、太平な世の中が訪れました。政宗は、青葉城の築城や北上川下流の開発をはじめとする数々の事業を行い、仙台藩の繁栄に尽力しました。この頃に生まれた文化は現代にも引き継がれています。後年の特筆すべき大事業は、支倉常長らをヨーロッパに派遣したことです。ローマ法王らに謁見し、キリスト教の布教と引き換えにメキシコとの貿易の許可を得ようとしたこの計画は、幕府のキリスト教弾圧もあり達成されませんでした。この時期に三陸を襲った慶長大津波のわずか2週間後に、サンファンバウティスタ号の建造と使節派遣の構想を発表したという事実を踏まえると、この計画には災害から立ち直るための強い意志が託されていたのではないかとも見ることができます。
秀吉から何度か小田原参陣の催促が来ていたものの、秀吉傘下に入ることは政宗の反骨精神が許しません。戦うべきか、否か・・・藩を二分する論争となりました。結局、時流を読んだ政宗は秀吉に追随することを決めますが、秀吉は謁見を許さず、政宗一行を箱根山中に押し込めます。その後、秀吉の陣所に呼び出された政宗。場合によっては差し違える覚悟で、死装束で謁見します。しかし秀吉は政宗に自分の刀を持たせ、山上で作戦を説明しました。絶体絶命を切り抜けた政宗は、秀吉の豪胆さに圧倒されたと言われています。
18歳の若さで伊達藩の当主となった政宗。ところがその翌年、最愛の父・輝宗が二本松城主・畠山義継の謀略により惨殺されてしまいます。この痛恨の出来事により、政宗の性格は一変し、逞しい武将に変貌していったのです。父の仇討ちをと、政宗は二本松城を攻略。人取橋の激戦を制しました。これは政宗の生涯でも最も激しい戦いでした。翌年、宿敵である芦名氏を破ると、遂に自らの手で奥州一となる200万石の大国を作り上げました。これにより、伊達藩は秀吉、北条氏に次ぐ大国となったのです。