みちのく伊達政宗歴史館の甲冑体験のご予約、団体予約のお申し込みなどは、お電話またはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
何かご不明な点がありましたら、よくあるご質問も合わせてご確認ください。
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂13-13
©2024 みちのく伊達政宗歴史館
5歳のときに天然痘を煩い、右目の視力を失ってしまった梵天丸(ぼんてんまる・幼少期の政宗の呼び名)。名家出身・美貌で有名だった母親は、片眼となってしまった梵天丸を疎み、弟の竺丸(じくまる)を可愛がります。片眼というコンプレックスの上、母の愛情にも恵まれず、辛い幼少期を送った梵天丸。一方、父・輝宗は梵天丸を愛していました。伊達十七代の家督を継ぐ器に育てたかった輝宗は、美濃の名僧・虎哉宗乙(こさい そういつ)を梵天丸の師として招きました。虎哉は、仏教、漢学、文学など学問の手ほどきを行うだけでなく、梵天丸に「武将としての生き方」を示しました。虎哉の教えにより、梵天丸は己の弱さを克服する努力をしていったのです。